東京株式(大引け)=2110円高、高市自民党の圧勝受け史上最高値を大幅更新


 9日の東京株式市場は主力株を中心にリスク選好の流れが一気に強まった。衆院選で自民党単独で310議席を上回る歴史的大勝をみせ、これが大きく好感された。

 大引けの日経平均株価は前営業日比2110円26銭高の5万6363円94銭と大幅続伸。プライム市場の売買高概算は30億6040万株、売買代金概算は10兆4558億円。値上がり銘柄数は1252、対して値下がり銘柄数は293、変わらずは52銘柄だった。

 きょうの東京市場は主力株から中小型株に至るまで広範囲に買いが向かい、日経平均株価は先物主導で一時3000円を超える急上昇で5万7000円台まで上値を伸ばす場面があった。8日に投開票された衆院選で自民党が全体議席数の3分の2を超える316議席を獲得、これを好感する形で国内外の投資資金を呼び込んだ。日経平均寄与度の高い一部の値がさ株が買われ全体指数を押し上げたほか、不動産や建設など内需株にも上値を追う銘柄が多かった。日経平均は朝方に急上昇した後は利益確定売りも出てやや伸び悩む展開となったが、個別株の物色意欲は終始活発だった。売買代金は10兆円を超える大商いで、値上がり銘柄数も1250あまりに達しプライム市場全体の8割近くを占めている。
 
 個別ではアドバンテスト<6857.T>が大幅高に買われ、ディスコ<6146.T>も物色人気、ソフトバンクグループ<9984.T>も値を飛ばした。川崎重工業<7012.T>が買いを集め、三菱重工業<7011.T>も高い。ファーストリテイリング<9983.T>の上げ足も目立つ。住友電気工業<5802.T>が急伸をみせ、日立製作所<6501.T>なども大きく上昇した。古河電気工業<5801.T>、メイコー<6787.T>はいずれもストップ高となった。ユニチカ<3103.T>、フルヤ金属<7826.T>も値幅制限いっぱいに買われた。東京精密<7729.T>、住友精化<4008.T>、東京応化工業<4186.T>、東亜建設工業<1885.T>なども大幅高。

 半面、売買代金トップのフジクラ<5803.T>が後場の決算発表後に軟化しマイナス圏で引けた。東京エレクトロン<8035.T>が売りに押されたほか、トヨタ自動車<7203.T>も朝高後に値を消し安くなった。KDDI<9433.T>が売られ、ソニーグループ<6758.T>も冴えない。TOWA<6315.T>も売りに押された。武蔵精密工業<7220.T>が急落、日本電気硝子<5214.T>も大きく下げた。東洋エンジニアリング<6330.T>、SUBARU<7270.T>、ユニ・チャーム<8113.T>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS


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