午後:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利2.290%に上昇


 9日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続落。8日投開票の衆院選で自民党が圧勝し、高市早苗首相が積極財政政策を進めやすい環境になったとの見方が広がった。

 衆院選は自民党が単独で3分の2を超える議席を獲得する歴史的な勝利となり、自民党と日本維新の会の与党は参院が否決した法案でも衆院で再可決することが可能となった。積極財政を掲げる高市早苗政権の政策推進力が強まるとの見方が広がるなか、債券市場では積極財政政策の財源として国債の増発を警戒するムードが台頭。6日に発表された米経済指標が改善したことを受け、同日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことも円債の重荷となった。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る場面もあったが、日経平均株価が一時5万7000円台まで上昇するなどリスクオン地合いとあって戻りは限定的。時間外取引で米長期金利が水準を切り上げると円債に売りがかさみ、先物はこの日の安値で取引を終えた。

 先物3月限の終値は、前週末比53銭安の131円06銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.065%高い2.290%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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