9日の株式相場見通し=リスクオン加速、高市自民圧勝で一気に5万6000円台突破へ


 9日の東京株式市場はリスク選好の流れが急加速し、日経平均株価は5万5000円台を通過点に一気に5万6000円大台ラインを突破する展開となりそうだ。前日8日に投開票された衆院選で自民党が歴史的な大勝を収め、これによる高市早苗政権の基盤強化を好感する形で国内外の投資資金が集中する可能性が高い。今回の選挙で自民党は単独で定数の3分の2にあたる310議席を上回り、戦後に一政党が獲得した議席数としては最大となった。一方、立憲民主党と公明党で結成された中道改革連合は議席数を公示前から半分以下の水準に激減させる状況となるなど明暗を分けた。高市首相が掲げる「責任ある積極財政」の推進が現実味を帯びることで、株式市場には強力なポジティブ材料となり日経平均やTOPIXなどの全体指数を押し上げる。前週末の欧州株市場は独DAXが4日ぶりに反発したのをはじめ主要国の株価が全面高に買われる展開となり、欧州全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600指数も急反発し最高値に肉薄した。ビットコイン価格が大きく切り返したことで投資家心理が改善する形となった。また、米国株市場でもリスクオン一色に染まり、NYダウが1200ドルあまりの急騰をみせ初の5万ドル大台に乗せたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も500ポイント近い上昇で上昇率はダウ同様に2%を上回った。半導体セクターに買いが集まったほか、ここ全体相場の足かせとなっていたソフトウェア関連株も下げ止まったこと、加えてビットコイン価格の持ち直しがプラスに働いている。東京市場には前週末の米国株の大幅高も援軍となり、外国為替市場で円安方向に振れていることも輸出セクターを中心に追い風となりやすい。長期金利に上昇圧力がかかることは警戒材料だが、きょうのところは全体相場への影響は限られそうだ。

 6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1206ドル95セント高の5万0115ドル67セントと大幅反発。ナスダック総合株価指数は同490.62ポイント高の2万3031.21だった。

 日程面では、きょうは12月の毎月勤労統計、12月の国際収支、1月の対内・対外証券売買契約、1月の貸出・預金動向、6カ月物国庫短期証券の入札、1月の景気ウォッチャー調査など。海外では目立った経済指標の発表はないが、ウォラーFRB理事、ミランFRB理事など複数のFRB高官に発言機会がある。

出所:MINKABU PRESS


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