13日の株式相場見通し=大幅続落、米ソフトウェア関連の下落を嫌気


 13日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売りが広がり、日経平均株価は下値を探る展開となることが予想される。前日こそわずかな下げに転じたものの、それまで3営業日で3800円以上の上昇をみせていたこともあり、スピード警戒感は根強かった。前日の米国株市場でハイテク株への売りが続いていることで、東京市場でもこれに追随して半導体関連株などを中心に目先利益確定の動きが顕在化しそうだ。日経平均株価は5万7000円台を大きく割り込む可能性が意識される。前日の欧州株市場では高安まちまちの展開だった。フランスの主要株価指数であるCAC40は一時1月9日につけた最高値を上回って推移する場面があったが終盤に伸び悩み、一昨日に史上最高値を更新していた英FTSE100もこの日は上昇一服となっている。独DAXはほぼ横ばいでわずかながら安く引けた。金、原油、ビットコイン価格の下落などが重荷となったほか、取引後半は米株安を横にらみに投資家心理が冷やされた格好だ。米株市場では朝方こそ買いが優勢だったが続かず、その後はハイテク株を中心に売り込まれる展開でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに終盤にきて下げ幅を広げた。ナスダック総合株価指数は2%を超える下げを余儀なくされている。引き続き進化したAIモデルの登場がソフトウェア関連企業の収益機会を奪うとの見方が売りを誘い、市場センチメントが悪化した。東京市場では米株市場の地合いを引き継いで、日経平均寄与度の高い値がさの半導体関連などを中心に売りがかさみそうだ。オプションSQ算出日ということもあって、先物主導で寄り付きから大きく荒れる可能性がある。ただ、個別には好業績株や政策テーマ株などを中心に物色される銘柄もあり、TOPIXの下げは相対的に底堅さを発揮するケースも考えられる。

 12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比669ドル42セント安の4万9451ドル98セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は同469.32ポイント安の2万2597.14だった。

 日程面では、きょうは株価指数オプション2月物の特別清算指数(オプションSQ)算出日。このほか、週間の対外・対内証券売買契約、3カ月物国庫短期証券の入札など。海外では1月の中国70都市の新築住宅価格、ロシア中銀の金融政策決定会合、12月のユーロ圏貿易収支、1月の米消費者物価指数(CPI)など。なお、台湾市場は休場。

出所:MINKABU PRESS


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