加藤製が急反発、海外子会社の連結除外に伴う会計処理確定で26年3月期最終利益予想を上方修正


 加藤製作所<6390.T>が急反発し昨年来高値を更新している。前週末13日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、最終利益を2億円から58億円(前期60億3300万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。

 連結子会社の持ち分譲渡完了に伴い、子会社株式売却益が従来見込みの15億円から18億円に増加する見込みとなったことに加えて、同子会社を連結除外することで、これまで貸借対照表の純資産に計上していた為替換算調整勘定53億円を取り崩し、子会社株式売却益に加えた結果、特別利益である子会社株式売却益の総額が71億円となったことが要因としている。なお、売上高570億円(前期比7.7%増)、営業損益5億円の赤字(前期9億300万円の黒字)は従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高373億100万円(前年同期比1.3%増)、営業損益18億6600万円の赤字(前年同期8億9700万円の黒字)、最終利益56億3100万円(同48億3100万円の赤字)だった。中国事業の見直しや、米国や欧州で需要が低迷し海外事業は減収となったものの、国内で一部の油圧ショベルを除く製品全般の販売価格の改善を進めたことに加え、中・大型建設用クレーンの販売が回復したことが寄与した。ただ、第2四半期に一部油圧ショベルの在庫や補用部品などの棚卸資産適正化に伴う評価損を計上したことで赤字となった。

出所:MINKABU PRESS


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