<動意株・16日>(前引け)=ビーマップ、高度紙、日電波


 ビーマップ<4316.T>=物色人気にストップ高。同社はきょう、SpicyCompany(東京都渋谷区)と連携し、米国市場向け人工ダイヤモンド材料の安定供給を目的とした増産体制を構築したと発表。これが材料視されているようだ。この取り組みは、米国における先端産業向け需要の拡大及び、日本政府が推進する約5500億ドル(約80兆円)規模の対米投資政策を背景に、日米間での戦略的サプライチェーン強化を目的として実施するもの。今後は両社協業のもと、米国市場を主軸とした人工ダイヤモンド材料供給を本格化させるとともに、現地パートナーとの連携を通じて供給網や販売体制の拡充を段階的に進めるとしている。

 ニッポン高度紙工業<3891.T>=マド開け急騰で新値街道突入。一時15%を超える上昇で3900円台に乗せ、1月15日につけた昨年来高値3750円を上抜き新値街道に突入した。同社は売上高構成比の100%が電気絶縁用セパレーターで、このうち8割が高付加価値のアルミ電解コンデンサー用で占めている。AIデータセンター内に設置されるサーバー電源や電力供給設備向けで、アルミ電解コンデンサーの需要が強烈な伸びを示しており、つれて同社の収益機会が高まっている。26年3月期営業利益は前期比26%増の31億円を予想するが、上振れの可能性を内包。また、27年3月期も2ケタの利益成長路線継続が期待されているもようだ。

 日本電波工業<6779.T>=切り返し急でストップ高。水晶振動子や水晶機器などで高技術力を有し、世界トップシェアを誇るグローバル・ニッチトップ銘柄。世界的な建設ラッシュとなっているAIデータセンターでは、電気信号と光信号を相互変換する光トランシーバーが必須であり、同社の水晶製品はこの光トランシーバー内で使われている。AIデータセンター(AIDC)向け需要を商機とみなし、既に量産体制の構築に取り組んでおり、27年3月期以降に業績が様変わりする可能性も指摘されている。PBRは0.8倍台と解散価値を下回るが、技術力と世界的な商品競争力を考慮すると評価不足と見る向きも少なくないようだ。

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出所:MINKABU PRESS


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