午後:債券サマリー 先物は続落、20年債入札は弱めの結果に


 19日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。米長期金利が水準を切り上げたことや、この日に財務省が実施した20年債入札が弱めの結果となったことが影響した。

 18日に発表された25年12月の米耐久財受注や12月の米住宅着工件数、1月の米鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことを受け、同日の米長期債相場が続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及。前日に日銀が行った国債買いオペで売り意欲の強さが示されたことも尾を引き、債券先物は寄り付き直後に132円29銭まで下押した。朝方の売りが一巡したあとは小幅ながらプラス圏に浮上する場面もあったが、あす20日に高市早苗首相の施政方針演説を控えて積極的には買いにくいことから再び軟化。日経平均株価が続伸したことや、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることも重荷となった。午後に入って20年債入札の結果が明らかになると、需給の緩みを意識した売りが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は14銭と前回(1月20日)の25銭から縮小したものの、投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.08倍と前回の3.19倍を下回った。

 先物3月限の終値は前日比7銭安の132円41銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%高い2.140%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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