タムラの上値指向鮮明、AIサーバー向け高機能材料への需要旺盛で見直しムード


 タムラ製作所<6768.T>の上値指向鮮明、大陽線で急勾配の5日移動平均線を上放れてきた。電子部品のトランスやリアクタで実績が高いほか、はんだ材料、導電・絶縁材料などの電子化学材料に展開し、高い商品シェアを確保している。

 次世代パワー半導体分野でも業界の先駆者で早くから研究開発を進めている。パワー半導体は電気自動車(EV)の需要が世界的に減速していることを背景に逆風環境に置かれた経緯があるが、ここ最近はAIデータセンター関連の特需が収益恩恵をもたらす可能性が高まってきた。データセンターで使用される電力量は膨大であり、つれて効率の高い電力変換へのニーズが強まっており、これは同社の製品カテゴリーと合致する。例えば同社が製造する高機能材料(感光性カバーレイ)はAIサーバーなどでの採用が既に進んでいる。業績に関しても26年3月期の営業利益は50億円と前期比4%減益を見込むが、増額修正への思惑が浮上しており、一転増益に転じる可能性も意識されている。

出所:MINKABU PRESS


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