米外為市場サマリー:米関税政策の不透明感から一時154円20銭台に軟化


 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円65銭前後と前週末と比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=182円28銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高だった。

 米連邦最高裁は20日、トランプ関税の合憲性が争われた訴訟で、米国が各国・地域に課した相互関税などを違憲と判断した。これを受けてトランプ米大統領は世界各国に対して新たな関税を課す方針を提示し、21日には近く発動を予定する新関税の税率を10%から15%に引き上げると表明。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が投資家心理の重荷となり、リスク回避目的のドル売り・円買いが優勢だった。ドル円相場は日本時間23日午前10時ごろに154円00銭をつけ、欧州市場ではドルの買い戻しで155円00銭台まで持ち直す場面もあったが、ニューヨーク市場では再び軟化。米主要株価指数の大幅下落や米長期金利の低下が影響する形で一時154円20銭台まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1785ドル前後と前週末と比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばいだった。

出所:MINKABU PRESS


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