東京株式(大引け)=495円高、米株安もAIインフラ関連が買われ反発


 24日の東京株式市場は、取引開始時は強弱観が対立し、日経平均株価は前週末終値を下回ってスタートしたが、その後は次第高の展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比495円39銭高の5万7321円09銭と反発。プライム市場の売買高概算は26億4475万株、売買代金概算は8兆5807億円。値上がり銘柄数は1046、対して値下がり銘柄数は505、変わらずは46銘柄だった。

 きょうの東京市場はリバウンド狙いの買いが優勢となった。3連休明けとなるが、前日の米国株市場でNYダウが800ドルを超える下げをみせるなど波乱含みの動きをみせていたことから、東京市場もこれを警戒するムードが漂っていた。しかし、半導体製造装置関連の主力銘柄や光ファイバー関連への買いが活発で全体相場を押し上げる格好に。トランプ米大統領の関税政策に関する発言内容が定まらず、先行き不透明感が漂うなかも、対米投融資に絡むAIインフラ構築プロジェクトに対する期待感が関連銘柄を刺激した。あすのエヌビディア<NVDA>の好決算を先取りするかのような強気相場が繰り広げられた。なお、TOPIXの上昇率は相対的に低く、個別でも値上がり銘柄数はプライム市場全体の66%にとどまった。ただし、売買代金は盛り上がり8兆5000億円台と13日以来6営業日ぶりの高水準となった。

 個別では、きょうも7000億円台と突出した売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅高に買われたほか、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>、住友電気工業<5802.T>など電線株への買いが際立った。日東紡績<3110.T>が値幅制限いっぱいに買われたほか、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置大手が揃って物色人気に。イビデン<4062.T>の上げも目立つ。KOA<6999.T>が急騰、ユニチカ<3103.T>も大きく買い直された。アンリツ<6754.T>、村田製作所<6981.T>なども急伸をみせている。

 半面、三菱重工業<7011.T>が売りに押され、IHI<7013.T>も安い。ソフトバンクグループ<9984.T>なども下値を探る展開に。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが軟調、NEC<6701.T>の下げが目を引く。三井E&S<7003.T>も下落した。ベイカレント<6532.T>、トレンドマイクロ<4704.T>が急落、ソリトンシステムズ<3040.T>も大幅安。SHIFT<3697.T>、住友ファーマ<4506.T>なども大きく水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS


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