午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利は2.110%に低下


 27日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利は低下)した流れが波及したほか、月末特有の需給要因も円債相場を支援した。

 米国とイランの両国が核開発問題で協議を進めている。中東情勢の緊迫化懸念は安全資産となる国債の買い需要を拡大させる要因となった。国債大量償還月となる3月の前となる2月の月末は、年金基金などがデュレーションを延長するための債券買いを行うことが多いとされ、売り込みにくさが意識された。この日財務省が実施した2年債入札の結果は無難と受け止められた。

 総務省が27日に発表した2月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比1.8%上昇。1年4カ月ぶりに2%を下回った。市場予想に対しては上振れしたものの、日銀の早期利上げ観測を後退させる要因になるとみる向きもあり、先物買いを誘う一因となった。

 先物3月限は前営業日比27銭高の132円80銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.040ポイント低い2.110%で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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