abcが急浮上、スペースXとの投資契約締結に伴う企業価値向上期待で投資資金を誘引


 abc<8783.T>が逆行高で3連騰、200円台後半まで急速に株価水準を切り上げてきた。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが接近しており、底値買い好機とみた短期筋の攻勢に弾みがついている。

 同社は不動産投資事業を中心にサイバーセキュリティーやゲーム、ヘルスケアなど多角化を推進している。前週末取引終了後に、イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXへの正式な投資契約を締結したことを発表した。投資事業有限責任組合を通じてスペースXの優先株式を間接取得するとし、投資金額は106万6000ドル(約1兆6000億円)を予定。同社は今回の投資を通じて得られる知見やネットワークを活用し、未上場の高成長テクノロジー企業への戦略的な投資エクスポージャーの拡充を図ることで、継続的な企業価値向上を目指す方針を掲げている。これを手掛かり材料に買いを誘引する格好となった。なお、直近3月2日付で脱分化脂肪細胞(DFAT)を使用した人間・動物向けの治療法を開発する再生医療ベンチャーのルミライズ(東京都中央区)が、日本大学医学部総合医学研究所とヒト脂肪組織からのDFATの静脈投与の安全性に関する研究委託契約を締結したことも発表。ルミライズは、abcが35.99%の株式を保有する持分法適用会社で、これも株価上昇の手掛かり材料となる。

出所:MINKABU PRESS


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