東京株式(大引け)=1778円安、中東情勢を懸念し今年最大の下げ幅


 3日の東京株式市場はリスクオフ一色の展開で日経平均株価は大幅続落、今年最大の下げ幅で5万6000円台前半まで一気に下押した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比1778円19銭安の5万6279円05銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は29億8761万株、売買代金概算は9兆8056億円。値上がり銘柄数は70、対して値下がり銘柄数は1515、変わらずは10銘柄だった。

 きょうの東京市場は、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃を背景とする中東情勢の悪化を受け、リスク回避目的の売りが噴出した。ホルムズ海峡が封鎖される事態となったことで、原油価格が足もと高騰しており、国内企業業績への影響を警戒する売りがかさんだ。前場から下落圧力は強かったが、後場に入ると先物主導で下げ足が加速した。大引け時点で日経平均は1700円超の下落をみせ25年4月以来の下げ幅となったが、取引終盤には2000円近い下落で5万6000円台攻防となる場面もあった。値下がり銘柄数は1500を超え、プライム上場銘柄の95%を占める文字通りの全面安に。売買代金上位100傑でも株価を上昇させたのはわずか7銘柄にとどまった。なお、売買代金は9兆8000億円台と高水準に膨らんだ。

 個別では、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅安、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>なども売られた。ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連が安く、トヨタ自動車<7203.T>も大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクの下値模索が続いた。三菱重工業<7011.T>、三井金属<5706.T>なども売り込まれた。住友ファーマ<4506.T>が値下がり率トップとなり、ユニチカ<3103.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>、メイコー<6787.T>が急落、TDK<6762.T>も大きく下値を探る展開に。

 半面、レゾナック・ホールディングス<4004.T>が頑強、リクルートホールディングス<6098.T>も買いが優勢、浜松ホトニクス<6965.T>も上値追いを継続した。三菱ガス化学<4182.T>の大幅高が目立つ。KLab<3656.T>が急伸をみせ、大王製紙<3880.T>、京都フィナンシャルグループ<5844.T>が活況高、東京ガス<9531.T>、大阪ガス<9532.T>も上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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