6日の株式相場見通し=反落、NYダウ急落嫌気し先物主導で不安定な値動きに


 6日の東京株式市場は再びリスク回避姿勢が強まり、日経平均株価は反落する可能性が高い。5万5000円台を割り込み、5万4000円台半ばから後半で売り買いを交錯させそうだ。前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて軟調に推移し、ドイツの主要株価指数であるDAXが1.6%安に売られたほか、フランスのCAC40、英国のFTSE100いずれも1.5%安と下げ幅も大きくなった。取引前半は各国の株価がプラス圏で推移する時間帯もあったが、後半は漸次下値を切り下げる展開に。引き続き中東情勢への警戒が強いなか、原油価格上昇による影響を懸念する動きが一段と強まっている。後半に下げ足を強めたのは、米国株市場の波乱含みの下げを嫌気したもの。米株市場ではNYダウが急落した。一時1000ドルを超える下げとなり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も下値を探っている。4日に米国がインド洋でイランのフリゲート艦を撃沈したことが伝わったが、一方でイラン側も、イラン革命防衛隊が5日にペルシャ湾北部で米国のタンカーをミサイル攻撃したことを発表している。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化することへの懸念が改めて高まっており、米株市場でも投資家心理の悪化が目立ってきた。マイクロン・テクノロジー<MU>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>など半導体関連株への売り圧力も強かった。なお、そうしたなかもブロードコム<AVGO>は前日の好決算を好感され4%超の上昇と気を吐いている。ダウ、ナスダック指数とも取引最終盤は下げ渋った。東京市場では前日に日経平均が1000円あまりの上昇で切り返したが、投資家の不安心理は拭えていない。きょうは米株安を引き継ぐことが予想され、先物主導で取引時間中のボラティリティも高くなりそうだ。

 5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比784ドル67セント安の4万7954ドル74セントと反落。ナスダック総合株価指数は同58.50ポイント安の2万2748.98だった。

 日程面では、きょうは2月上中旬の貿易統計、3カ月物国庫短期証券の入札、消費活動指数など。海外では2月の米雇用統計、1月の米小売売上高、12月の米企業在庫、1月の米消費者信用残高など。

出所:MINKABU PRESS


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