6日の米株式市場の概況、原油高と雇用悪化でNYダウは続落


 6日の米株式市場で、NYダウは前日比453.19ドル安の4万7501.55ドルと続落した。カタールのカアビ・エネルギー担当相が「戦争が続けば原油価格が150ドルに達する可能性がある」とコメントしたことで、原油価格の上昇ペースが加速し1バレル=92ドル台と23年9月以来の高値に上昇したことでリスクオフの流れが継続。また、朝方発表された雇用統計で失業率が4.4%と市場予想の4.3%を上回り、非農業部門の雇用者数が前月比9万2000人減と、5万人増を予想していた市場予想に反してマイナスだったことも投資家心理の悪化につながり、NYダウは一時900ドル以上値下がりする場面があった。金融株全般に売られるものが目立ちJPモルガン・チェース<JPM>、ビザ<V>、マスターカード<MA>、バンク・オブ・アメリカ<BAC>、モルガン・スタンレー<MS>が下落。260億ドル規模のプライベート・クレジットファンドからの解約を制限したと報じられたブラックロック<BLK>や第4四半期決算が予想を下回ったギャップ<GAP>も安く、オラクル<ORCL>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ホーム・デポ<HD>、キャタピラー<CAT>も軟化した。半面、エクソン・モービル<XOM>、シェブロン<CVX>、シェル<SHEL>などエネルギー株は上昇。737MAX機を最大500機発注する大型契約について中国側と最終調整に入っていると伝わったボーイング<BA>も上昇した。

 ナスダック総合指数も続落し、前日比361.31ポイント安の2万2387.67となった。エヌビディア<NVDA>、テスラ<TSLA>、ブロードコム<AVGO>、マイクロン・テクノロジー<MU>が売られ、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、メタ・プラットフォームズ<META>、アルファベット<GOOGL>も安い。半面、好決算を発表したマーベル・テクノロジー<MRVL>が上昇し、コストコ・ホールセール<COST>、ウォルマート<WMT>、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>も高い。

出所:MINKABU PRESS


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