NECが頑強で底値圏から離脱気配に、防衛関連中核で営業利益率改善に向けた動きも評価◇


 NEC<6701.T>は上値が重いものの、徐々に底値圏からの戻り足をみせている。前日は全体相場が先物主導で急落するなかも、下値抵抗力の強さを発揮した。米アンソロピックの新AIモデルがもたらした米株市場におけるソフトウェア関連株への売り攻勢が波及して、NECも1月下旬を境に急激に株価水準を切り下げる状況となっていた。しかし、3600円近辺で今年の安値をつけたあとは売り物を枯らしリバウンドに転じている。テクニカル的にも25日移動平均線は下向きながら、5日移動平均線とのゴールデンクロスが接近しており、目先買い場との見方もできる。

 そうしたなか、日本経済新聞によると、同社が27年3月期業績に関して営業利益率(M&A関連費用などを除いた調整後の利益率)が10%超となることを目指すと報じており、これが足もとの株価の刺激材料となっているもようだ。また、中東情勢への懸念が目先やや後退しているとはいえ、防衛力強化に向けた国策の流れは変わらず、「三菱重工業<7011.T>と防衛省との取引額で双璧であるNECには海外投資家などの注目度も高い」(準大手証券ストラテジスト)という指摘もある。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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