3DMが急速人気化し一時S高演じる、止血剤の欧州用途拡大期待と第3四半期決算の進捗率に期待


 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が急速人気化、一時値幅制限いっぱいとなる100円高の761円まで駆け上がり昨年来高値を更新した。時価は2019年4月以来約7年ぶりの高値水準まで上値を伸ばしてきた。同社は米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)からライセンス取得した自己組織化ペプチド技術を応用し医療製品の開発を手掛けており、止血剤「PuraStat(ピュアスタット)」を主力展開している。

 前週末6日に欧州におけるピュアスタットの用途拡大申請(「粘膜創傷治癒」用途へのCEマーク変更申請)を行っており、これに伴う業容拡大期待が株価押し上げ材料として意識されている。従来の「止血材」としての用途に加え「創傷治癒」への用途が承認されれば、製品シェアの拡大につながる公算が大きい。週明けは全体波乱相場のなかでこれが買い材料として機能しなかったが、きょうは改めて投資資金を呼び込む格好となっている。また、ここで買いを後押しする理由として、今週12日に26年4月期第3四半期累計の決算発表を控えており、足もと損益回復色を強めているだけにその内容に期待している可能性がある。通期の営業損益については4億円の黒字(前期実績は11億5600万円の赤字)を見込むが、中間期時点で3億6000万円の黒字を達成しており、第3四半期の進捗率次第では通期業績予想の増額修正もあり得るとの思惑が働いているようだ。

 株価は陽線が多く、ファンド系など大口資金による波状的な現物買い(実需買い)の可能性を示唆する。一方、1月末を境にここ5週間にわたって信用買い残の整理が進んでいるほか、外資系証券手口による貸株市場経由の空売りも観測されていることで需給相場の色彩も見え隠れする。

出所:MINKABU PRESS


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