午後:債券サマリー 先物は上伸、5年債入札結果が支援 長期金利2.155%に低下 


 11日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。6月限も上昇した。この日、財務省が実施した5年債入札の結果が「強め」となり、債券需給を巡る懸念が後退。先物への買いを誘発した。

 5年債入札は応札倍率が3.69倍となり、前回(2月17日)の3.10倍を上回った。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭で、前回の3銭から縮小した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利が上昇)したことを背景に、先物は午前中は軟調だったものの、入札結果を受けてプラスに転じた。

この日は3月限から期先物の6月限へのロールオーバーも進んだ。日中ベースでは6月限の売買高が3月限を上回り、事実上の限月交代となった。イランを巡る軍事衝突が長引き、原油高を機にインフレ圧力が世界的に高まるとの懸念は債券相場の重荷となった。

 先物3月限は前営業日比19銭高の132円52銭で終えた。6月限は同17銭高の131円99銭となった。新発10年債利回り(長期金利)は同0.025ポイント低い2.155%に低下した。

出所:MINKABU PRESS


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