米外為市場サマリー:質への逃避行動強まり一時158円10銭台に上伸


 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円05銭前後と前日と比べて40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=183円50銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安だった。

 ヘグセス米国防長官が10日、イランへの軍事作戦について「敵が完全かつ決定的に敗北するまで、我々は決して手を緩めない」などと語ったことから「有事のドル買い」が先行。この日に全米不動産協会(NAR)が発表した2月の中古住宅販売件数が市場予想を上回ったこともドルの支えとなった。ただ、主要7カ国(G7)エネルギー相会合で石油備蓄放出に関するシナリオを策定するよう国際エネルギー機関(IEA)に要請したことが明らかになると、米原油先物相場が下落するとともにドル円相場も157円40銭まで軟化する場面があった。とはいえ、一部で「イランがここ数日、ホルムズ海峡に数十個の機雷を設置した」と報じられたことをきっかけに、質への逃避から基軸通貨であるドルを選好する動きが再び強まり一時158円13銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1611ドル前後と前日と比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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