米外為市場サマリー:有事のドル買い続き158円90銭台に上伸


 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円95銭前後と前日と比べて90銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=183円86銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安だった。

 米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの警戒感が強く、質への逃避から基軸通貨であるドルを買う動きが続いた。この日に発表された2月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想並みの上昇率だったが、原油高が今後のインフレ圧力を強めるとの見方からドル円相場はジリジリと上昇。国際エネルギー機関(IEA)の加盟国が過去最大規模の石油備蓄の協調放出を決めたものの、イランがホルムズ海峡に機雷を敷設し始めたとの報道などから米原油先物相場の上昇は止められなかった。米ABCニュースが「米連邦捜査局(FBI)が米西部カリフォルニア州の警察当局に対し、イランが米国による攻撃への報復として、西海岸に向けてドローンを発射する可能性があると警告していた」と報じるなど、中東情勢の先行き不透明感から「有事のドル買い」が入りやすく一時158円98銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1567ドル前後と前日と比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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