午後:債券サマリー 先物は小反発、20年債入札の強めの結果が支えに


 17日の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅ながら4営業日ぶりに反発。朝方の買いが一巡したあとは下げに転じる場面もあったが、20年債入札が強めの結果となったことが支えとなった。

 16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が4営業日ぶりに反落したことを受け、インフレ懸念の後退から同日の米長期債相場が5営業日ぶりに反発(金利は低下)した流れが東京市場に波及する形でスタートした。ただ、中東情勢の先行き不透明感から原油先物相場の先高観は残ったまま。物価の上振れ懸念が依然として根強く、債券先物は寄り付き直後に131円21銭をつけたあとは軟化し、午前10時20分ごろには一時130円98銭とマイナス圏に沈んだ。とはいえ、前日までの下落で下値は売りにくく、押し目買いで切り返し。また、この日に財務省が実施した20年債入札で一定の需要を集める結果となったことも相場を押し上げた。なお、入札結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が6銭と前回(2月19日)の14銭から縮小し、投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.25倍と前回の3.08倍を上回った。

 先物6月限の終値は、前日比5銭高の131円09銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日と同じ2.265%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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