古河電が異色の逆行高、光分野の収益成長シナリオに乗る


 古河電気工業<5801.T>は全体相場がリスクオフに染まるなかで異色の逆行高を演じている。一時1000円を超える上昇で3万円大台を目前に捉える場面があった。AIデータセンター向けに光ファイバー需要が高水準で業績は絶好調に推移しており、26年3月期は会社側の期初見通しを上回り、営業利益は従来予想の530億円から560億円(前期比19%増)に上方修正。更に年間配当を120円から160円(前期実績は120円)に大幅増額し、マーケットにサプライズを与え株価水準を一気に切り上げた経緯がある。

 このファンダメンタルズ面での評価に加え、市場では「データセンター需要にとどまらず、電力網の老朽化対応などのインフラ再構築需要が世界的に高まっている」(中堅証券ストラテジスト)とし、この文脈で地政学リスクはむしろエネルギー自立を促すとの観点から、電力周辺企業には株価刺激材料となる面も意識されているもようだ。更に、米国ではポストAI半導体として、光通信分野に携わる企業に投資マネーの視線が向いており、こちらの切り口でも、光ファイバーや光コネクターなどの光部品で巨大市場のシェアを既に確保している電線大手は収益成長シナリオが描きやすい。

出所:MINKABU PRESS


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