<動意株・25日>(大引け)=ネットプロ、イビデン、TMNなど


 ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>=大幅続伸。この日、セレクトショップを展開するビームス(東京都渋谷区)が運営するBEAMS公式オンラインショップに、後払い決済サービス「atone(アトネ)」の提供を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。「atone」は、通販・実店舗の両方で利用できる後払い決済サービス。購入者は銀行口座やクレジットカード情報の登録・チャージなしで購入後に支払いが可能である一方、事業者にとっては購入直前の離脱を防ぎ、売り上げロスの減少につながるなどのメリットがある。その場ですぐに決済ができるため、購買までのリードタイムを短縮することができ、SNSから流入してきた新規層の購入率の向上が期待されている。

 イビデン<4062.T>=大幅高で続伸。24日の取引終了後に、トヨタ不動産(名古屋市中村区)が実施した豊田自動織機<6201.T>へのTOBに応募したのに伴い、26年3月期第4四半期に投資有価証券売却益491億4400万円を特別利益として計上すると発表しており、これを好感した買いが入っている。なお、通期業績予想については他の要因も含めて精査中としている。

 トランザクション・メディア・ネットワークス<5258.T>=底値圏もみ合い離脱の兆し。電子マネーを中心としたキャッシュレス決済サービスや決済端末の販売を手掛ける。24日取引終了後、NEC<6701.T>と飲料自動販売機への電子マネー導入で連携することを発表。また、トヨタファイナンスとTMNモバイル型決済端末「UT―P11」の販売で協業を拡大することも併せて発表しており、これが株価を強く刺激する格好となっている。

 チタン工業<4098.T>=急速人気化。一時ストップ高まであと4円に迫る296円高の1314円まで噴き上げる場面があった。同社は酸化チタンの草分けとしてこれまで培った技術を電池分野などに応用し実績を上げている。特に高機能の超微粒子酸化チタンに傾注しているが、市場では「時価総額50億円未満で小型の品薄株としての値動きの速さに着目した仕掛け」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。今年1月中旬にも決算発表を契機に800円台の株価を短時日で1730円まで約2倍化させた経緯がある。一方、株価刺激材料として「ペロブスカイト太陽電池分野で同社の技術に注目する動きが少なからずある」(ネット証券アナリスト)という声が聞かれる。今週23日に日本経済新聞が、産業技術総合研究所の研究員らがペロブスカイト太陽電池の耐久性を高める技術を開発したと報じている。ペロブスカイト太陽電池は高温環境下では「正孔輸送層」を構成する材料が熱で拡散することが劣化の主原因となっているという。そうしたなか、酸化チタンはペロブスカイト太陽電池の拡散を防止するバリア層として貢献し電池の耐久性を高める役割を果たすことから、高度な技術力を持つチタン工業に投資マネーの視線が向いた。同分野における同社の活躍余地が買いの根拠の一つとして意識されているもようだ。なお、有配企業ながらPBRが0.7倍前後とバリュー株としての水準訂正余地も買いを誘引する安心材料となっている。

 Photosynth<4379.T>=ストップ高。同社は24日の取引終了後、アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン(AWSジャパン)が提供するフィジカルAI開発支援プログラムに採択されたと発表。これを手掛かりとした買いが入った。フィジカルAI領域における研究開発を加速させ、無人化・省人化ソリューションのための業務支援ロボットの社会実装を目指す。同プログラムはAWS上でロボット基盤モデルなどを開発する日本法人や団体を支援するもので、採択者は技術支援のほか、開発費用を一部カバーするAWSクレジットの提供などが受けられる。

 note<5243.T>=大幅続伸。24日の取引終了後にKADOKAWA<9468.T>を割当先として、払込期日を4月9日とする100万株(1株2212円)の第三者割当増資を実施し資本・業務提携すると発表しており、これを好感した買いが入っている。noteの有するトラフィックやSaaS基盤、UGC(ユーザー作成コンテンツ)エコシステムと、カドカワが有する強力なIPや編集・メディア力を掛け合わせることによるシナジーを期待しており、IP創出・開発領域や出版DX領域、AIデータ流通領域、ファンコミュニティー領域などで連携を進める。調達資金21億9600万円は将来的なM&A及び資本・業務提携のための投資や今回の資本・業務提携に伴うシステム開発や人材投資、財務体質の健全化のための既存借入金の返済などに充てる予定だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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