児玉化は急動意、経常利益の大幅増額を受け一気に1200円台乗せ


 児玉化学工業<4222.T>が大きくマドを開け急上昇。前日は1000円トビ台に位置していたが、きょうは一気に1200円台で寄り付く異彩人気となった。その後は目先筋の利食いで上げ幅を縮小しているものの、1100円近辺で強調展開を維持している。

 プラスチック成形加工メーカーで、自動車業界向け内外装部品などのOEMメーカーとしても高実績を誇る。金属加工会社のM&Aによる業容拡大効果でトップラインが大変貌、つれて利益水準も様変わりしている。そうしたなか、25日取引終了後に26年3月期の経常利益予想について期中2度目となる上方修正を行った。従来予想の8億5000万円から16億円(前期比16.5倍)に大幅増額しており、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。

 今期営業利益予想に関しては前回修正時に14億円(前期比8.6倍)に大幅上乗せされていたが、経常利益は地政学リスクとそれに伴う為替相場の動向などに鑑み、増額幅は限定的なものにとどめていた。しかし、連結子会社に対してデットエクイティスワップを実施することにより、外貨建て債権債務の残高が減少し、為替差損益の変動が相当に低減された。そのため、経常利益が会社側想定を明確に上回ることが想定され、今回上方修正を実施した。

出所:MINKABU PRESS


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