30日の株式相場見通し=続急落、中東情勢を背景とした世界同時株安でリスクオフ続く


 30日の東京株式市場はリスク回避ムードが一段と強まるなか、日経平均株価は大きく下押す展開で3日続落となりそうだ。配当権利落ちによる影響(350円程度)が加わることもあり、5万2000円台を割り込み5万1000円台前半まで水準を切り下げる可能性がある。前週末の欧州株市場はドイツの主要株価指数であるDAXが1.4%安で続落したのをはじめ文字通りの全面安となった。不透明な中東情勢を背景に原油価格が再び上昇し、欧州経済に与える影響が改めて警戒されている。欧州全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600指数も続落し、今月20日につけた安値に急接近した。また、米国株市場ではNYダウが終値で800ドル近い下落となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は460ポイント弱の急落で、下落率で2%を超えダウを大きく上回る状況となった。また、ダウは「調整局面入り」を示唆する高値からの下落率10%に達し、週足でも5週連続の下落となり、投資家のセンチメントを冷やした。イランのウラン関連施設が攻撃を受けたことが伝わり、戦局の泥沼化を警戒するムードが強まっている。WTI原油先物価格は一時1バレル=100ドル台に乗せる場面もあった。東京市場では日経平均株価が前週後半に荒れた値動きを強いられるなかも、終値ベースでは下げ渋り底堅さを発揮したが、きょうは大きく下値模索する動きが避けられそうにない。米国とイランの間での和平交渉への期待も少なからずあり、下げ一巡後は突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入る可能性もあるが、配当権利落ちに伴う下げ圧力も考慮すると5万2000円台を割り込んだ水準での推移が避けられそうもない。

 27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比793ドル47セント安の4万5166ドル64セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は同459.73ポイント安の2万0948.35だった。

 日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合(3月開催分)の「主な意見」が開示される。また、3月の権利落ち日にあたり、全体指数には配当権利落ち分の下げ圧力が加わる。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。