三菱重など防衛関連株が一斉高、中東情勢一段と緊迫化で地政学リスクが改めて意識◇


 三菱重工業<7011.T>が3連騰、前日まで直近2営業日連続でマドを開けて買われるなど、強力な戻り足をみせていたが、きょうも目先筋の利益確定売りを吸収し上値指向を鮮明としている。このほか、川崎重工業<7012.T>やIHI<7013.T>、東京計器<7721.T>など防衛関連株が一斉高となっている。

 中東情勢は引き続き緊迫した状況にあり、米・イスラエルのイランに対する軍事攻撃は更に激化する方向にある。また、イラン側もバーレーンのアマゾン<AMZN>のデータセンターやドバイのオラクル<ORCL>のデータセンターを攻撃したと伝わるなど、戦線拡大傾向にあり予断を許さない局面にある。世界的な地政学リスクの高まりを背景に東京市場でも防衛関連セクターに位置する銘柄群に投資資金が集中している。そのなか、きょうは日本製鋼所<5631.T>の29年3月期の防衛関連の売上高が従来計画より100億円程度上振れるとの観測が報じられ、これも関連株全般の物色人気を助長する形となっているようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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