3日の株式相場見通し=買い戻し優勢か、頑強な米株市場を引き継ぐ展開に


 3日の東京株式市場は主力銘柄を中心に幅広く買い戻され、日経平均株価は切り返す可能性が高い。ここ最近は上下にボラティリティの高い地合いが続いており、前日は朝高後に値を崩し1200円あまりの大幅安となったが、きょうは不安定ながらもリスクを取る動きが優勢となりそうだ。前日の欧州株市場は総じて軟調、ドイツの主要株価指数であるDAXや、フランスのCAC40いずれも4日ぶりに反落した。原油市況が大幅に上昇し、これを横目にポジション調整の売りを誘った。もっとも売り一巡後は押し目買いやショートカバーを誘発し、各国の市場は一様に下げ渋った。英国のFTSE100はプラス圏に浮上して取引を終えている。米国株市場が強い動きをみせたことで、これを横目に市場センチメントが改善した。トランプ米大統領は、イランへの軍事攻撃に関する演説で、今後2~3週間にわたってイランを激しく攻撃すると語り、早期終結に対する期待感が後退。イランの報復攻撃も緩む気配が見られず、WTI原油先物価格は1バレル=113ドル台後半まで急伸した。しかし、NYダウは一時600ドルを超える下落をみせたものの、急激に下げ渋りプラス圏に浮上する場面もあった。これは、イランがホルムズ海峡を通過する船舶の監視でオマーンと協定案の策定に協働していることが報じられ、これが好感されたようだ。今週末3日に開示される3月の米雇用統計を見極めたいとの思惑や、3日の米株市場が休場となるため、下値を売り込む動きも限定的なものにとどまった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら上昇して取引を終えている。東京市場では、米株市場が下げ渋ったことを受けて短期筋の買い戻しを誘い日経平均はリバウンドに転じそうだが、取引時間中は中東を巡るニュースヘッドラインに振り回されるケースも想定される。

 2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比61ドル07セント安の4万6504ドル67セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同38.23ポイント高の2万1879.18だった。

 日程面では、きょうは4月の日銀当座預金増減要因見込み、3カ月物国庫短期証券の入札、需給ギャップと潜在成長率など。海外では3月のレーティングドッグ中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、3月の雇用統計発表など。なお、この日はグッド・フライデー(聖金曜日)に伴い、米国株市場のほか、香港、台湾、フィリピン、シンガポール、インドネシア、インドなどのアジア各国の市場が休場。

出所:MINKABU PRESS


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