<動意株・6日>(大引け)=竹田iP、リファバスG、アルバイトTなど


 竹田iPホールディングス<7875.T>=商いを膨らませ急速人気化。同社は商業印刷を祖業とするが、そこで培った技術を横展開し電子基板のスクリーンマスクやフォトマスクといった半導体関連マスク事業を展開している。設計から製造までワンストップで行うほか、工程ごとの品質管理や検査・機密保持管理などで優位性を発揮し、顧客ニーズの開拓が進んでいる。半導体関連セクターの中小型株が相次いで人気化するなか、半導体マスク事業を新たな成長ドライバーと位置付ける同社に物色の矛先が向いた。目先急動意も依然としてPER11倍台、PBRも0.6倍前後とバリュエーションの割安さが際立つ。

 リファインバースグループ<7375.T>=切り返し急で年初来高値更新。この日、牛乳パックなどの内外装に使用されているポリエチレンフィルムの精製/高純度化技術に成功したと発表しており、これを好感した買いが入っている。牛乳パックを含む紙パック製品の廃棄物は年間約8万8000トンが回収され、再生紙原料としてパルプを回収し利用されてきたが、保水性と保形性、耐久性を維持するために内外装にラミネートされ、約1万7000トンを占めるとされるポリエチレンフィルムは再生利用されず熱利用にとどまっていた。同社は技術的な課題を解決することで有用な価値のある資源になりうると考え、ポリエチレンフィルムからパルプ分のみを分離しポリエチレンを高純度化する精製技術を開発。今年6月に稼働予定の「リファインバース蒲郡工場」のリサイクルプロセスに導入され、量産体制を構築していく予定としている。

 アルバイトタイムス<2341.T>=急動意。前週末3日取引終了後、26年2月期業績の修正を発表した。営業利益は従来予想の1億3700万円から1億6000万円(前の期比2.4倍)に増額しており、これが株価を強く刺激している。同社が提供する採用管理システムなどHRテック関連が好調で利益押し上げに貢献した。株価は前週末終値時点で200円と低位に位置しているうえ、時価総額50億円程度と小型かつ急騰習性もあることから、個人投資家を中心とした投機性の強い資金の琴線に触れる格好となったようだ。

 三社電機製作所<6882.T>=マド開け急伸、4ケタ大台回復。テクニカル的にも75日移動平均線と25日移動平均線をまとめて上抜き、トレンド転換を示唆している。1060円台まで上昇した場合は、日足一目均衡表で上空の分厚い雲を一気に上抜く展開となるだけに、足もとの値動きに注目が集まる。半導体モジュールや電源機器の製造を手掛け、表面処理用電源では国内トップシェアを有するほか、パワー半導体分野にも傾注する。足もとの収益環境はまだ逆風が強いものの、27年3月期の業績についてはAIデータセンター向けでパワー半導体や電源需要を取り込み、再び成長路線に回帰する可能性が高いとみられている。

 ダイトーケミックス<4366.T>=物色の矛先向かい急伸。きょうは半導体関連で売買代金上位を占める主力銘柄が軒並み買い優勢に傾いているが、そうしたなか相対的に出遅れる中小型株への投資資金の攻勢が目立つ。半導体フォトレジストなどに使用される感光性材料を手掛けるダイトーケミもその一角で、PBRなど投資指標面から割安に放置されていることもあって、足もとリバウンド狙いの追随買いを引き寄せている。株主優待制度の導入(図書カード贈呈)で個人投資家の人気を誘発しているほか、筆頭株主となっている著名投資家の買い増し姿勢も株価の先高期待につながっているもようだ。

 巴川コーポレーション<3878.T>=一時19%高の大立ち回り。半導体実装用テープやパッケージ材料など半導体関連部材で強みを発揮する。26年3月期は営業利益が前の期比9.2%増の14億円を見込んでいるが、上振れの可能性があるほか、27年3月期も増収増益基調が維持される公算が大きく、0.5倍台のPBRは水準訂正余地が大きい。電力使用に伴う発熱対策が懸案となっているAIデータセンター関連で、同社が手掛ける絶縁熱接着フィルムなどへの需要増勢が期待され、AIデータセンター関連の出遅れ株としても存在感を高めている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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