<動意株・6日>(前引け)=三社電機、ダイトーケミ、巴川コーポ


 三社電機製作所<6882.T>=マド開け急伸、4ケタ大台回復。テクニカル的にも75日移動平均線と25日移動平均線をまとめて上抜き、トレンド転換を示唆している。1060円台まで上昇した場合は、日足一目均衡表で上空の分厚い雲を一気に上抜く展開となるだけに、足もとの値動きに注目が集まる。半導体モジュールや電源機器の製造を手掛け、表面処理用電源では国内トップシェアを有するほか、パワー半導体分野にも傾注する。足もとの収益環境はまだ逆風が強いものの、27年3月期の業績についてはAIデータセンター向けでパワー半導体や電源需要を取り込み、再び成長路線に回帰する可能性が高いとみられている。

 ダイトーケミックス<4366.T>=物色の矛先向かい急伸。きょうは半導体関連で売買代金上位を占める主力銘柄が軒並み買い優勢に傾いているが、そうしたなか相対的に出遅れる中小型株への投資資金の攻勢が目立つ。半導体フォトレジストなどに使用される感光性材料を手掛けるダイトーケミもその一角で、PBRなど投資指標面から割安に放置されていることもあって、足もとリバウンド狙いの追随買いを引き寄せている。株主優待制度の導入(図書カード贈呈)で個人投資家の人気を誘発しているほか、筆頭株主となっている著名投資家の買い増し姿勢も株価の先高期待につながっているもようだ。

 巴川コーポレーション<3878.T>=一時19%高の大立ち回り。半導体実装用テープやパッケージ材料など半導体関連部材で強みを発揮する。26年3月期は営業利益が前の期比9.2%増の14億円を見込んでいるが、上振れの可能性があるほか、27年3月期も増収増益基調が維持される公算が大きく、0.5倍台のPBRは水準訂正余地が大きい。電力使用に伴う発熱対策が懸案となっているAIデータセンター関連で、同社が手掛ける絶縁熱接着フィルムなどへの需要増勢が期待され、AIデータセンター関連の出遅れ株としても存在感を高めている。

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出所:MINKABU PRESS


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