東京株式(大引け)=413円安、停戦合意後の先行き不透明感で買い手控え


 9日の東京株式市場は気迷いムードのなか、日経平均株価は弱含みでスタート。やや売り優勢ながらも方向感に欠ける地合いが続いた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比413円10銭安の5万5895円32銭と反落。プライム市場の売買高概算は22億7281万株、売買代金概算は8兆2061億円。値上がり銘柄数は287、対して値下がり銘柄数は1263、変わらずは27銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方売り買い交錯の展開で日経平均は一瞬プラス圏に浮上する場面もあったが、すぐに売りに押され、その後はマイナス圏での値動きに終始した。下げ幅は一時500円を超えた。米国とイランの停戦合意後にイスラエルがレバノンへ大規模攻撃を行い、早くも和平協議に向けた期待に暗雲が漂いつつある。停戦合意の対象範囲にレバノンが含まれているかを巡り、米・イラン両国の間で意見が食い違っていると報じられている。また、これに関連してイランがホルムズ海峡を再封鎖したとも伝わっている。中東情勢が依然として不透明ななか、東京市場では前日急騰した反動もあり買いが手控えられた。半導体関連など値がさ株の一角が売られ、全体指数を押し下げた。プライム市場の値下がり銘柄数は1200あまりに及び、全体の約8割にのぼった。売買代金は8兆円を超えた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984.T>のほか、アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が値下がりした。トヨタ自動車<7203.T>や日立製作所<6501.T>、三菱重工業<7011.T>、任天堂<7974.T>が軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが水準を切り下げ、東京海上ホールディングス<8766.T>が下落した。ファーストリテイリング<9983.T>、三菱商事<8058.T>が小安い。イオン<8267.T>が大幅安。サイゼリヤ<7581.T>が急落した。

 半面、古河電気工業<5801.T>やフジクラ<5803.T>が高く、JX金属<5016.T>が水準を切り上げた。キオクシアホールディングス<285A.T>、日東紡績<3110.T>、イビデン<4062.T>、信越化学工業<4063.T>がしっかり。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が大幅高。キーエンス<6861.T>、レゾナック・ホールディングス<4004.T>が堅調だった。

出所:MINKABU PRESS


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