午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利2.430%に上昇


 10日午後の債券市場で、先月中心限月6月限は続落した。日銀の早期利上げ観測が円債相場の重荷になり、ジリ安の展開となった。

 中東情勢を巡るニュースに対して市場の関心が向かうなか、この日は利付国債や日銀の国債買入オペといった需給イベントがなかった。日銀が10日に発表した3月の企業物価指数(速報)は前年同月比2.6%増。市場予想を上回る伸びとなり、国内でのインフレ圧力の高まりと、日銀が利上げに踏み切る可能性が意識された。今晩に米国で3月の消費者物価指数(CPI)が公表される予定。米国とイランは日本時間11日に和平交渉に臨む。週末とあって、買い持ち高を圧縮する目的の売りも続き、先物は一段安となった。

 先物6月限は前営業日比37銭安の129円82銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.040ポイント高い2.430%に上昇した。


出所:MINKABU PRESS


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