<動意株・16日>(前引け)=ニッカトー、エコモット、住石HD


 ニッカトー<5367.T>=商い増勢のなか急伸。AIデータセンターの建設ラッシュが世界的に加速するなか、データセンターのインフラに関わる企業群に株式市場で投資資金の流入が目立つ状況となっている。特に、最近ではAIサーバー向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要急増を受け、村田製作所<6981.T>などコンデンサーメーカーの株価上昇が目立つ。そうしたなか、ニッカトーが手掛けるセラミックス製品は電子部品向けが全体の6割を占め、MLCC特需に乗る形となっている。実際、同社の主要顧客は村田製や太陽誘電<6976.T>ということもあって、AIデータセンターの関連有力株として改めて存在感を高めている。26年3月期営業利益は前の期比52%増の9億6600万円を計画するが、一段と上振れる可能性が高い。また、PBRは0.6倍台に過ぎずバリュエーション面からも水準訂正余地の大きさが意識されている。

 エコモット<3987.T>=カイ気配。IoTソリューションの企画及び通信インフラ・アプリケーション開発、クラウドサービスなどIoTインテグレーション事業を手掛けるが、建設分野をはじめ幅広いフィールドで実績を上げている。15日取引終了後、防衛装備庁防衛イノベーション科学技術研究所が実施する「実証型ブレークスルー研究」の「海洋監視制御システムの研究」にコンソーシアムの実施協力機関として参画していることを開示、防衛分野での新境地開拓への期待から買いを呼び込む格好となった。

 住石ホールディングス<1514.T>=3日ぶり反発。15日の取引終了後に、集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の97億円から106億円(前の期比3.3%増)へ、営業利益が3億円から3億3000万円(同6.9倍)へ、純利益が16億円から26億円(同38.0%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。豪州ワンボ社からの受取配当金が予想を上回ったことが要因としている。なお、業績予想の修正に伴い、期末一括配当予想を15円から20円へ引き上げた。

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出所:MINKABU PRESS


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