16日の株式相場見通し=3日続伸、米ハイテク株高が追い風


 16日の東京株式市場は強弱観対立のなかも主力株を中心に根強い買いが続き、日経平均株価は3日続伸する公算が大きい。2月27日につけた史上最高値5万8850円27銭が意識されるところだが5万8000円台では上値も重く、前日は5万8500円台まで上値を伸ばした後は伸び悩む展開となった。きょうも上げ幅は限られそうで最高値更新はお預けとなる可能性がある。前日の欧州株市場は高安まちまちだったが、総じて見送りムードの強い地合いだった。米国とイランの間で和平交渉が進むとの見方からリスクを取る動きが見られたが、ポジション調整の売り圧力も拭えなかった。米国株市場ではビッグテックを中心にハイテク株が引き続き強く、ナスダック総合株価指数が約4年ぶりとなる11連騰を記録、最高値更新となった。NYダウは小幅マイナス圏で引けたものの、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数がこの日はナスダック指数に追随して最高値を更新した。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も11連騰で最高値街道を走っている。機関投資家の間で持たざるリスクが再び意識され始めているという見方が強い。東京市場では米株高を受けて、日経平均の上値追いが続く可能性が高そうだ。足もとで日米ともに長期金利の上昇に歯止めがかかっており、これは株式市場には追い風材料となりやすい。一方、最高値近辺ではいったんロングポジションをたたむ動きも想定され大幅高も見込みにくい。買い一巡後はアジア株や米株価指数先物の値動きなどにも左右されそうだ。

 15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比72ドル27セント安の4万8463ドル72セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同376.93ポイント高の2万4016.01だった。

 日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、1年物国庫短期証券の入札など。海外では1~3月期の中国実質国内総生産(GDP)、3月の中国70都市新築住宅価格動向、3月の中国小売売上高、3月の中国工業生産高、3月の中国固定資産投資、3月の中国不動産開発投資、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、3月の米鉱工業生産指数・設備稼働率、週間の米新規失業保険申請件数など。また、この日は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催される。



出所:MINKABU PRESS


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