Tホライゾンがストップ高カイ気配、AI・ロボティクス融合で商機獲得に期待


 テクノホライゾン<6629.T>がマドを開け、前日比150円高の1070円でストップ高カイ気配に張り付いた。4月3日に年初来安値831円をつけたが、そこを起点に底値圏から一気の切り返しで、材料株としての本領を発揮している。タイテックブランドでロボティクス分野に積極展開し、AI技術による高速検査機能を搭載したX線装置などでも高実績を有していることで、フィジカルAI関連の伏兵として昨年末にかけて大相場を演じた経緯がある。足もとでその急騰習性を再び開花させている。

 フィジカルAIはAIとロボティクスを融合させる形で社会に実装される。これまでのハイスペックな演算能力や情報処理能力、膨大な知識と推論といったAIの圧倒的なキャパシティーを2次元空間にとどめることなく、3次元で“行動する存在”へと変貌を遂げるプロセスに入ったと言ってもよい。そうしたなか、AIとロボティクスの融合で要となるのは人間の目にあたる部分であり、同社は持ち前の光学・センシング技術で時代の要請に応えることができる。業績も絶好調でGIGAスクール案件の寄与で26年3月期営業利益は前の期比4倍となる15億円、続く27年3月期も2ケタ以上の利益成長が有望とみられている。株価は昨年12月24日に1541円の高値に駆け上がるなど大立回りを演じた。その後、1月26日に1489円の戻り高値を形成したが、貸株市場経由の空売りなどもあって売り崩される格好となっていた。しかし、足もとの収益は好調を極め成長期待も高く、その実態面に着目する動きもあったようだ。目先はロボット関連株人気が導火線となって、積み上がったショートを買い戻す動きに点火した。

出所:MINKABU PRESS


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