「SaaS」が17位にランクイン、売られ過ぎ感強まり見直し機運高まる<注目テーマ>


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10 防衛

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「SaaS」が17位にランクインしている。

 米アンソロピックが業務支援AI「Claude Cowork(クロードコワーク)」を1月に公開したことをきっかけに、AIがSaaSに取って代わるとの思惑から米株式市場でセールスフォース<CRM>やハブスポット<HUBS>などのSaaS関連株が低迷する、いわゆる「アンソロピックショック」が日本株にも波及した。「Claude Cowork」を活用することで非エンジニアでもオリジナルの業務アプリを作れるようになるため、SaaSが不要になるとの見方が広まったことがその背景にある。これらは、24年ごろから言われ始めた「SaaSの死」を現実にするものとして、SaaS関連企業の存在そのものへの懸念へとつながっている。

 ただ最近では、AIによる代替への警戒は行き過ぎとの見方が台頭している。セキュリティーや保守の複雑さを考慮すると、非エンジニアが専門知識なしで質の高い業務ソフトウェアを作るのは現実的ではないとの認識が広がりつつある。また直近では、マネーフォワード<3994.T>が14日に発表した第1四半期(25年12月~26年2月)連結決算で営業損益が黒字転換するなど好決算を発表する例もみられる。AIの台頭は逆風ではなく、むしろクラウドサービスの活用が活発となっているようで、他のSaaS関連企業の決算への期待が持たれている。

 日経平均株価は16日に5万9518円(終値)の史上最高値をつけたが、一方でSaaS関連株は出遅れ感が強い。これに好決算が加わることで関連企業への見直し機運が高まっており、これがテーマとしての「SaaS」への関心につながっているようだ。

出所:MINKABU PRESS


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