17日の株式相場見通し=反落か、ナスダック12連騰は追い風も利食い圧力意識


 17日の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均は利益確定売り圧力に押される展開が予想される。前日に5万9500円台まで上値を伸ばし、日経平均株価は約1カ月半ぶりに史上最高値を更新したが、目先達成感からのポジション調整の売りを誘発しそうだ。前日の欧州株市場では主要国の株価が高安まちまちだった。独DAXは3日続伸したが後半伸び悩み、仏CAC40は引け際に小幅ながらマイナス圏に沈んだ。米国とイランの軍事衝突が終結に向けて進展している、との見方が引き続き相場の下支え材料となっているものの上値は重かった。米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数いずれも頑強な値動きで、ナスダック指数とS&P500は連日の最高値更新となった。また、ナスダック指数は約17年ぶりの12日続伸と記録的な連騰が続いている。3指数ともに上げ幅は小さかったが、下値では押し目買いが厚く引けにかけて締まった。トランプ米大統領が自身のSNSで、イスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意したことを明らかにした。これに伴い米国とイランの和平交渉も進展が期待される状況となっている。個別ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が7.8%高と値を飛ばしたほか、インテル<INTC>も5.5%高に買われるなど、半導体主力銘柄の一角が強く全体を押し上げた。16日に発表されたTSMC<TSM>の1~3月期決算が市場予想を上回る好調だったことが追い風となった形だ。東京市場では、米ハイテク株高は引き続きポジティブ材料ながらも、日経平均は直近3営業日で3000円あまりも水準を切り上げており、目先過熱感も拭えない。5万9000円台での弱含みもみ合いが予想される。

 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比115ドル00セント高の4万8578ドル72セントと反発。ナスダック総合株価指数は同86.68ポイント高の2万4102.70だった。

 日程面では、きょうは3カ月物国庫短期証券の入札など。海外では1~3月期のマレーシア実質国内総生産(GDP)速報値、CIS外相会議、2月のユーロ圏経常収支、2月のユーロ圏貿易収支など。

出所:MINKABU PRESS


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