オリコが急伸、ストラテジックキャピタルがみずほFGに株主提案を実施◇


 オリエントコーポレーション<8585.T>が急伸している。アクティビスト(物言う株主)として知られているストラテジックキャピタル(東京都港区)がみずほフィナンシャルグループ<8411.T>とオリコに対して株主提案を行ったことが20日に明らかとなった。オリコの議決権48.8%を保有する筆頭株主のみずほFGがオリコを実質的に支配していると評価されても止むを得ない状況であるにもかかわらず、オリコを連結子会社ではなく持ち分法適用会社としていることを問題視した。ストラテジックはオリコがみずほFGの連結子会社になった場合、バーゼル規制上の自己資本比率の基準に関して、同比率の算出に用いるみずほFGのリスクアセットが3兆6000億円増加し、信用リスクが悪化する可能性について指摘したうえで、みずほFGに対してオリコが連結子会社となった場合のバーゼル規制に与える影響を開示するように提案。更に、みずほFGはオリコを完全子会社化する、あるいはオリコ株式を完全に売却することを通じて、オリコとのゆがんだ関係を根本から解決するべき、との考えを表明している。オリコ株を巡っては、親子上場解消を巡る思惑が台頭。株価にプレミアムを上乗せしたTOB(株式公開買い付け)や、みずほFGによる株式処分後にオリコが企業価値向上に向けた取り組みを本格化させるシナリオなどへの思惑が広がり、買いを集める形となった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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