米外為市場サマリー:イラン情勢を巡る不透明感から一時158円90銭台に上伸


 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円81銭前後と前週末と比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=187円22銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安だった。

 トランプ米大統領が19日に「米国による海上封鎖を突破しようとしたイラン船籍の貨物船を拿捕(だほ)した」とSNSに投稿したほか、イラン外務省の報道官が20日の記者会見で「現時点で米国と次回の協議をする予定はない」と述べたことから「有事のドル買い」が先行した。バンス副大統領を含む米代表団がイランとの協議のためパキスタンに向かっていることが明らかになると和平協議の進展期待が高まる場面もあったが、トランプ氏が「米東部時間22日夜(日本時間23日午前)の停戦期限を延長して交渉を続ける可能性は極めて低い」と発言すると再びドル買いが流入。イラン情勢を巡る不透明感は依然として強く、ドル円相場は158円90銭台に上伸する場面があった。一方、米国とイランの再協議に市場参加者の関心が集まるなか、持ち高調整とみられるユーロ買いが入った。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1788ドル前後と前週末と比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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