米外為市場サマリー:米イラン交渉の不透明感などから一時159円60銭台に上伸


 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=159円37銭前後と前日と比べて55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=187円14銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高だった。

 日本時間21日夕に日本経済新聞電子版や米ブルームバーグ通信が「日銀は今月の金融政策決定会合で、中東情勢による経済・物価への影響が不透明な状況を踏まえ、政策金利を0.75%程度に据え置く公算が大きい」と報じ、日銀の早期利上げ観測が一段と後退したことから円売り・ドル買いが先行。また、イラン国営テレビが「イランは米国との和平交渉に臨む代表団を、まだパキスタンに派遣していない」と伝え、戦闘終結に向けた交渉を巡る不透明感が強まったことが「有事のドル買い」につながった面もあった。この日に発表された3月の米小売売上高が市場予想を上回ったこともあり、ドル円相場は一時159円64銭まで上伸した。ただ、その後はトランプ米大統領が「イランとの停戦を延長する」と表明したことからドルの上値が重くなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1744ドル前後と前日と比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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