<動意株・22日>(前引け)=ザイン、Jテック・C、オービック


 ザインエレクトロニクス<6769.T>=マド開け急伸で新高値圏突入。東京市場ではAIデータセンターや防衛関連需要を背景に半導体関連株への買いが活発だったが、ここにきて投資資金は光関連分野のニッチ性の高い銘柄群に照準を合わせる傾向がみられる。そのなか、光半導体関連の有力企業であるザインは時価総額が130億円程度で水準訂正期待が強まった。AIデータセンターでは膨大な電力消費やそれに付随する発熱問題が普及加速のボトルネックとなっている。その際に注目されているのがDSPレス光半導体で、これは従来のデジタル処理に頼らず、アナログ技術を駆使して信号を復元するというもの。データセンター内の通信に関してはデジタルに固執する必要はなく、DSPレス光半導体は圧倒的な低消費電力で今のAIデータセンターにおける喫緊の課題に対応する。これがザインがにわかに存在感を高める背景となっている。

 ジェイテックコーポレーション<3446.T>=上げ足強め3連騰。米国株市場ではAIデータセンターのインフラ構築にかかわる半導体関連株に根強い買いが続き、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)はついに15連騰を記録している。同指数は最高値圏を走っており、東京市場でもリスク許容度の高まった海外投資家などが半導体関連やその周辺株に食指を動かしている。投資対象は、AIデータセンターや防衛分野で商機を捉えるニッチ性の高いオプトエレクトロニクス分野の銘柄にも及んでいる。そのなか、Jテック・Cは超高精度のエックス線集光ミラーや、プラズマ援用研磨・触媒基準エッチングなど複数の次世代研磨技術を有しており、物色ニーズに合致する銘柄として投資資金が攻勢を強めている。

 オービック<4684.T>=大幅反発。21日取引終了後、26年3月期連結決算を発表。売上高は1352億900万円(前の期比11.5%増)、営業利益は888億2300万円(同13.3%増)だった。企業のデジタル化を背景に、主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」への引き合いが強まった。続く27年3月期の売上高は1487億円(前期比10.0%増)、営業利益は980億円(同10.3%増)を計画。成長トレンドを継続し、連続で過去最高業績を達成する見通しだ。配当予想も94円(前期84円)と増配基調を維持した。あわせて自社株買いの実施を明らかにした。取得上限は1000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.3%)、または500億円。期間は4月22日~来年3月31日。これら発表を好感した買いを呼び込んでいる。

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出所:MINKABU PRESS


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