午後:債券サマリー 先物は続落、日銀オペの結果を受け軟化


 23日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。午前は概ねプラス圏で推移したが、この日に日銀が実施した国債買い入れオペの結果が弱めと受け止められると下げに転じた。

 日経平均株価が朝方に取引時間中として初の6万円台をつけたことで、年金基金などが資産配分(基本ポートフォリオ)を最適化するために債券買いに動くとの思惑があったもよう。とはいえ、市場参加者の関心は米国とイランの戦闘終結に向けた協議に進展があるかどうかに集中。米ホワイトハウスのレビット報道官は22日に「トランプ米大統領はイランとの停戦延長について期限を設定していない」と述べており、債券市場は第2回和平協議の開催待ちといった様子だった。午後に入って日銀オペの結果が明らかになると、債券先物は一時129円95銭まで軟化。「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が前回を上回ったことで、長期ゾーンでの売り意欲の強さが意識されたようだ。引けにかけてはやや下げ渋ったものの、時間外取引で米長期金利や米原油先物が水準を切り上げていたことが重荷となり戻りは鈍かった。

 先物6月限の終値は、前日比15銭安の130円01銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べて0.025%高い2.420%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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