<動意株・24日>(大引け)=トーメンデバ、ペイクラウド、バトンズなど


 トーメンデバイス<2737.T>=後場急動意。同社は午後1時、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比18.4%増の7500億円、最終利益は同9.8%増の110億円を見込む。年間配当予想は同60円増配の600円とした。大幅増配予想で、最終利益は前期に続き過去最高を更新する計画とあって、評価されたようだ。メモリー分野ではサーバーやストレージ、車載向けに売上高が拡大する見通し。一方、供給逼迫の状況による不透明感はぬぐえないとした。今期から始まる3カ年の中期経営計画では、最終利益130億円を目標とする。また、株主還元について配当の下限を300円として29年3月期の配当性向の目標を40%に設定した。26年3月期の売上高は前の期比50.3%増の6336億6800万円、最終利益は同79.2%増の100億1500万円だった。

 ペイクラウドホールディングス<4015.T>=後場に入り急伸。同社はきょう、傘下のバリューデザインが手掛けるクラウド型独自Pay発行サービス「Value Card」が、トヨタ自動車<7203.T>グループの従業員や地域住民の生活を支えるトヨタ生活協同組合に採用されたと発表。これが株価を刺激しているようだ。また、FIG<4392.T>傘下のモバイルクリエイトとの協業で開発した独自Pay対応の決済端末を、トヨタ生協店舗内の専門店向けに展開し、施設全体のキャッシュレス決済環境の構築を支援したことも明らかにしている。

 バトンズ<554A.T>=続急伸でストップ高。21日に東証グロース市場に新規上場し、上場2日目に公開価格(660円)の2.5倍にあたる1674円で初値形成した直近IPO銘柄。直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに加えて、この日は買い手向けの新機能「ディープマッチング」(β版)の提供を開始したと発表しており、これを好感した買いも入っているもよう。同機能は、ビッグデータとAIを活用し、買い手一人ひとりのニーズに合わせた最適なM&A案件を自動でレコメンドする機能で、買い手自身でM&A案件を探す工数を削減しつつ、精度の高い提案を受けることが可能になることなどが注目されている。

 デジタルプラス<3691.T>=大幅高で一気に年初来高値更新。この日、同社グループが運営する「デジタルギフト」が、自治体が実施する広範な対象者に向けた物価高対応の給付事業のスキームにおいて、受け取り手段の一つとして提供されることになったと発表しており、好材料視されている。なお、実施主体や給付内容などの詳細については、関係各所の公表タイミングにあわせて、改めて開示するとしている。

 イビデン<4062.T>=上昇加速で新値街道まい進。同社は米インテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>との取引関係を構築し、ICパッケージ基板を供給する。このうちインテルが23日に発表した26年1~3月期(第1四半期)決算は、増収・最終赤字となったものの、あわせて公表した4~6月期の売上高予想は138億~148億ドルとし、市場予想を上回った。同日の時間外取引でインテル株は急騰しており、インテル関連株と位置付けられるイビデンへの買いを誘う格好となった。

 東京エネシス<1945.T>=リバウンド局面への移行鮮明。25日移動平均線をマドを開けて上抜いた。同社は23日取引終了後、26年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の820億円から830億円(前の期比23%増)、営業利益は39億円から47億円(同76%増)に上方修正した。採算性を重視した受注活動が利益率向上に反映されている。また、好業績を背景に株主還元姿勢も強化し、年間配当を従来計画に6円上乗せし63円とすることも併せて発表した。前の期実績からは11円の大幅増配となる。株価はこの決算発表を評価する買いを呼び込む格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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