24日の株式相場見通し=続落か、米株安もSOX指数17連騰で半導体株には追い風


 24日の東京株式市場はリスク回避の流れが続き、日経平均株価は続落する公算が大きい。ただ、下値では押し目買いニーズも強く、売り一巡後は5万9000円台を巡る攻防が意識されそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちで、ドイツの主要株価指数であるDAXはやや売りに押される展開だったが、仏CAC40は4日ぶりに切り返すなど売り飽き気分もみられる。原油価格の高止まりが警戒されているが半導体関連株の一角が強さを発揮し、投資家の不安心理を和らげており、欧州全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600指数もわずかながら4日ぶりに上昇して引けた。米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数がいずれも反落、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も反落した。中東情勢を巡る不透明感が拭えないなか買い手控えムードが漂い、幅広い銘柄に利益確定売り圧力が観測される。イランの政権内部が分裂状態にあり、米国との交渉が停滞しているとの見方もリスク回避の流れを助長、ダウは一時600ドル以上下落する場面があった。個別ではIBM<IBM>が決算発表を受けて8%を超える急落となり、ソフトウェア関連株全般に売りが広がった。一方、半導体関連はインテル<INTC>を中心に高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)はついに17連騰を記録した。インテルは引け後の決算発表がコンセンサスを上回る内容で、時間外で急騰しており、これはきょうの東京市場でも半導体セクターの買いの拠りどころとなり得る。もっとも東京市場は週末でポジションを高めにくいうえ、来週前半に日銀金融政策決定会合を控えていることから様子見ムードも強く、比較的狭いゾーンでの値動きに終始しそうだ。

 23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比179ドル71セント安の4万9310ドル32セントと反落。ナスダック総合株価指数は同219.07ポイント安の2万4438.50だった。

 日程面では、きょうは3月の全国消費者物価指数(CPI)、3月の企業向けサービス価格指数、3月の全国百貨店売上高など。海外では3月の英小売売上高、4月の独Ifo企業景況感指数、4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)など。

出所:MINKABU PRESS


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