27日の株式相場見通し=続伸、米半導体株高の加速を受け6万円大台へ


 27日の東京株式市場は日経平均株価が続伸、6万円大台を回復する公算が大きそうだ。前週23日に6万円台を一瞬回復する場面はあったが、その後は5万円台に押し返されていた。きょうは終値でも大台乗せができるかどうかがポイントとなる。もっとも日経平均寄与度の高い値がさ株に偏重した形で投資資金が流れ込んでおり、相対的にTOPIXの出遅れが目立っている。日経平均が上昇する傍らで値下がり銘柄の多さが目立ち、騰落レシオはプライム市場と日経225ベースいずれも100を下回った状態だ。半導体関連の一極集中相場からリターンリバーサルの動きが出るのかどうかが注目されるところ。前週末の欧州株市場は総じて軟調だったが、米国株市場では相変わらず半導体を中心としたリスクオンの構図が続いており、前週末はNYダウが小幅ながら続落したものの、ナスダック総合株価指数は大幅反発し、再び史上最高値を更新した。特筆に値するのは半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)で、ついに18連騰を記録。加えてこの日は上昇率も4.3%に達するなど目を見張るものだった。中東情勢は米国とイランが歩み寄りの姿勢をみせているとの観測はあるものの、依然として不透明感が拭えない。これがダウの上値を押さえたが、半導体関連は別格扱いでむしろ上げ足が加速している。個別では決算内容を評価されたインテル<INTC>が、一時27%高に買われる場面があった。なお、翌25日にワシントンのホテルで発砲事件があり、トランプ米大統領やトランプ米政権の高官は無事だったが米株価指数先物などへの影響は限られた。東京市場では米ハイテク株高を受け日経平均株価には追い風が強い一方、高値警戒感もあり買い一巡後は伸び悩む可能性もある。過去最高水準に達したNT倍率の動向も注目される。

 24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比79ドル61セント安の4万9230ドル71セントと続落。ナスダック総合株価指数は同398.09ポイント高の2万4836.59だった。

 日程面では、きょうは3月の外食売上高など。海外では米2年債と5年債の入札が行われる。国内主要企業の決算ではアドバンテスト<6857.T>に対するマーケットの関心が高い。

出所:MINKABU PRESS


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