東京株式(大引け)=821円高、半導体株高が牽引し終値で6万円大台に乗せる


 27日の東京株式市場は主力株中心に買いが続き、日経平均株価は大幅続伸、一時は1100円を超える上昇で6万900円台まで買われる場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比821円18銭高の6万0537円36銭と大幅続伸。プライム市場の売買高概算は23億818万株、売買代金概算は8兆3560億円。値上がり銘柄数は684、対して値下がり銘柄数は838、変わらずは51銘柄だった。

 きょうの東京市場は半導体関連株などを中心に買いが集まり、全体相場を押し上げた。前週末の米国株市場ではNYダウが小安かったものの、ナスダック総合株価指数が大きく切り返し史上最高値を更新。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%を超える上昇で18連騰を記録、この間に指数は約1.5倍化し驚異的に水準を切り上げている。これを受けてリスク許容度が高まった海外投資家などの買いが東京市場に流入した。中東情勢への警戒感や、日米の金融政策決定会合を前にしても手控えムードは感じられない。もっとも買われている銘柄はAI・半導体周辺銘柄に偏っており、一部の日経平均寄与度の高い銘柄が押し上げる構図となった。日経平均が急伸しているにもかかわらず、プライム市場の値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を下回るという歪んだ地合いとなっている。

 個別では、売買代金首位のキオクシアホールディングス<285A.T>が買われ、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連が一斉高となった。ファナック<6954.T>はストップ高、キーエンス<6861.T>、山洋電気<6516.T>なども値幅制限いっぱいに買われた。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>も物色人気でフィジカルAI関連に位置付けられる銘柄のパフォーマンスが際立つ。リガク・ホールディングス<268A.T>が急騰、パナソニック ホールディングス<6752.T>の上げも目立った。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が冴えず、古河電気工業<5801.T>も売りが優勢だった。三菱重工業<7011.T>が弱含み、中外製薬<4519.T>は大幅安に売り込まれた。商船三井<9104.T>も安い。IHI<7013.T>も下値を試す展開が続いている。KOA<6999.T>が急落、ジャパンディスプレイ<6740.T>も大きく値を下げた。ローム<6963.T>、日本製紙<3863.T>が大きく水準を切り下げ、ARCHION<543A.T>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS


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