<動意株・27日>(前引け)=湖北工業、イメージワン、ReYuu、ハーモニック


 湖北工業<6524.T>=急動意で一気に上場来高値更新。5日移動平均線を絡めたもみ合いを大きく上放れ580円高の5600円まで噴き上げる場面があった。4月15日につけた上場来高値5350円を一気に抜き去り青空圏に突入した。同社は光海底ケーブルの主要デバイスである光アイソレータやアルミ電解コンデンサー用リード端子で世界トップシェアを誇り、グローバルニッチトップとして脚光を浴びている。政府は海底ケーブルの防護や敷設・保守について欧州連合(EU)と技術協力すると報じられており、海底ケーブル分野で世界3強の一角を占めるNEC<6701.T>をはじめ、関連企業に商機が高まっている。そのなか、同社が手掛ける光アイソレータは光を一方向に通過させる(逆方向への戻り光を遮断する)役割を担い、長距離・大容量通信では必要不可欠なデバイスとして注目度が高い。業績も高成長路線に乗っており、海外投資家の保有株比率がまだ低いだけに欧州勢を中心に買いポジションを高める実需買いが期待できるとの見方も。

 イメージ ワン<2667.T>、ReYuu Japan<9425.T>=急反発。前週末24日の取引終了後に、両社とウインテスト<6721.T>、abc<8783.T>及び産業用太陽光発電事業などを手掛けるFD(愛知県刈谷市)の5社が、日本国内におけるAI特化型高性能データセンターの開発及び運営体制の構築を目的とした合弁会社を設立することで基本合意したと発表しており、これを好感した買いが入っている。それぞれの得意分野であるインフラ開発、AIソリューション、精密機器技術、データ運用などを融合させることで、次世代のAI基盤となる高性能データセンターの提供を目指す。5月をメドに新会社「AI Data Partners」(仮称)を設立し、合弁会社の下にプロジェクトごとの事業用SPC(特別目的会社)を設立するスキームを採用。このSPCを中心に、プロジェクトファイナンスや外部投資家からの資金調達を実施する計画で、国内10拠点をメドにデータセンター事業会社の取得、事業の運用などもその投資対象先とするとしている。

 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>=5日ぶり大幅反発。前週末24日の取引終了後に集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の570億円から595億円(前の期比6.9%増)へ、営業利益が15億円から25億円(前の期600万円)へ、純利益が13億円から15億8000万円(同54.5%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。主に日本及び北米地域においてロボット向け、半導体製造装置向けの売上高が想定を上回った。また売上高の増加により、これら地域における工場の操業度が上昇したことも寄与した。

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出所:MINKABU PRESS


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