28日の株式相場見通し=上昇一服か、半導体関連株の動向がカギを握る


 28日の東京株式市場は強弱観対立のなか上昇一服、日経平均株価は前日終値を挟んだ比較的狭いゾーンでのもみ合いが予想される。前日に一時1200円近く水準を切り上げ、6万1000円台を視界に捉える場面があった。終値でも800円あまり上昇し6万円トビ台半ばで着地するなど驚異的な強さで史上最高値を更新したが、足もとではさすがにスピード警戒感も拭えない。前日の欧州株市場は高安まちまちだったが、独仏などGDP上位国の市場は総じて軟調だった。独DAXや英FTSE100はいずれも6日続落と調整色を強めている。不透明なイラン情勢を背景にWTI原油先物価格が高止まりするなか、各国の長期金利が軒並み上昇し株式市場の重荷となった。一方、ハイテク株優位の地合いが続いている米国株市場では、この日もナスダック総合株価指数が底堅さを発揮し小幅ながら続伸し最高値を更新したが、NYダウは小安い展開で3日続落となった。イランの革命防衛隊がホルムズ海峡付近でコンテナ船2隻に乗り込んだと報じられるなど、依然として緊張が続いており投資家の気勢を削いだ。原油市況上昇による企業業績への影響も改めて警戒されている。ただ、個別には好業績を評価されて株価を上昇させる銘柄も散見され、全体相場の下値を支えた。なお、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は19日ぶりにマイナス圏で引けている。東京市場では半導体製造装置の主力銘柄への買い意欲が強いが、きょうはこれらの銘柄群の動向が全体相場の流れを左右しそうだ。日銀の金融政策決定会合の結果に注目が集まるほか、取引時間中は半導体関連企業のウエートが高い韓国や台湾市場などの動向に影響を受ける可能性もある。

 27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比62ドル92セント安の4万9167ドル79セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は同50.50ポイント高の2万4887.10だった。

 日程面では、きょうは4月の権利落ち日にあたり、実質5月相場入りとなる。このほか3月の失業率、3月の有効求人倍率、日銀の金融政策決定会合の結果発表と植田和男日銀総裁の記者会見など。海外では2月の米S&Pコタリティ・ケース・シラー住宅価格指数、4月の米消費者信頼感指数、米7年債の入札など。

出所:MINKABU PRESS


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