<動意株・30日>(前引け)=SUMCO、内外テック、ARアドバン


 SUMCO<3436.T>=鮮烈高で5年ぶり高値。マドを開け急騰、一時19%を超える上昇で2800円台目前まで買われた。時価は21年7月以来約5年ぶりの高値ゾーンに浮上した。米国ではインテル<INTC>が強烈な上昇トレンドを形成し、前日の米国株市場でも12%を超える急騰で上場来高値圏を舞い上がっており、マーケットでも話題となっている。そのなか、半導体シリコンウエハーで世界屈指の同社は、インテルを主要顧客としていることから連想買いを誘っている。また、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が、2026年1~3月期における世界のシリコンウエハー出荷量が前年同期比13.1%増になったと前日発表しており、これが株価の刺激材料となったとの見方も出ている。株式需給面では「直近メリルリンチ手口で貸株市場を経由した空売り残高が急増していたが、このショートスクイーズ効果も発現している」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。

 内外テック<3374.T>=急速人気化。75日移動平均線を一気に上放れると同時に日足一目均衡表の雲抜けを果たし、年初来高値も大幅更新した。半導体製造装置用の関連機器や各種部品などの販売を手掛ける。東京エレクトロン<8035.T>向けが全体売り上げの80%を占めるなど高いが、AIデータセンター関連の設備投資需要を取り込み、足もとの業績は会社側の想定を上回っている。28日取引終了後、26年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の295億円から326億1400万円(前の期比8%減)、営業利益は8億1000万円から14億200万円(同10%減)に大幅増額された。また、株主還元も強化し、前期の年間配当を従来計画から5円上乗せの105円(前の期実績は100円)とした。配当利回りは28日終値換算で4.2%と高い。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけているが、時価総額100億円未満の小型株で、なおかつ信用買い残が枯れた状態で上値が軽い。

 ARアドバンストテクノロジ<5578.T>=物色人気。午前10時ごろに、米国アンソロピック社とBedrockリセラー契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが流入している。これにより、AWSの生成AI基盤「Amazon Bedrock」で提供されるアンソロピックのClaudeモデルの再販が可能になり、エンタープライズ環境におけるセキュアなAI導入支援を一気通貫で提供するとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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