午前:債券サマリー 先物は下落、長期金利29年ぶり水準に


 30日の債券市場で、先物中心限月6月限は下落。29日の米市場で債券が売られた流れが東京市場に波及し、現物債市場では10年債の利回りが一時2.52%と約29年ぶりの水準をつけた。

 米連邦準備理事会(FRB)は29日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めた。将来の緩和姿勢を示すことに反対する意見も出たことから、市場では「タカ派的な据え置き」と受け止められ、米長期金利が約1カ月ぶりの水準に上昇したことが円債に影響。前日までの海外市場で原油高と為替の円安が進んだことで国内物価の上振れリスクが意識されたこともあり、債券先物は午前9時30分すぎに一時129円17銭まで軟化した。その後は下げ渋ったものの、インフレ懸念が強いことから戻りは鈍かった。なお、きょうは財務省による2年債入札が実施される。

 午前11時の先物6月限の終値は、28日に比べて43銭安の129円27銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午前11時時点で28日に比べ0.050%高い2.515%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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