外為サマリー:160円60銭台に上昇、原油高などで24年7月以来のドル高・円安


 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=160円65銭前後と28日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=187円33銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前8時30分頃は160円20銭前後で推移しており、午前9時過ぎには160円00銭台まで軟化した。ただ、その後はドル買い・円売りが強まり、午後1時20分過ぎに160円50銭ラインを突破し、午後3時にかけ160円60銭台まで上昇し、24年7月以来のドル高・円安水準をつけた。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月限が、日本時間30日午後に一時1バレル=110ドル台まで上昇。米トランプ政権はイランが米国の核開発計画に応じるまで海上封鎖を続ける方針だ、と報じられ、米国とイランの衝突が長期化することが懸念された。これを受け「有事のドル買い」が膨らんだ。また、29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利は据え置かれたが、3人の地区連銀総裁が声明文で緩和方向の姿勢を示す文言を残すことに反対した。このため、年内の金利据え置き論が広がり、米利下げ観測が後退したこともドル買い要因に働いた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1659ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。








出所:MINKABU PRESS


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